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膝の成長痛は本当に安静にしているだけで良いのか?

膝の成長痛、本当に安静にしているだけで良いのか?

今回は子供の成長期に起こりやすい、『膝の成長痛』本当に安静にしているだけで良いのか?『オスグッド病』それ以外の膝の疾患についてお話していきます。

 

 

成長期に起こりやすい『膝の成長痛』

病院で何の異常もないのに、お子さんが膝に痛みを訴えることがあります。このような時にインターネットで検索すると『膝の成長痛』が出てきます。それらの記事の多くは『安静にすれば消える』精神的な病気『構ってもらいたい病』と流されています。今回はそれらの情報を鵜呑みにされて欲しくないのでお話しさせてもらいます。

一般的に成長痛とは?

一般的に成長痛とは、3〜10歳ぐらいのお子さんに発症しやすい原因不明の足の痛みで、股関節・膝・かかとなど下半身を中心に、夕方頃から痛みが出始め、翌朝には痛みが消えると言われています。腫れ・発赤・熱感などが無く、病気としての明確な定義がありません。

 

本当に膝の痛みは子供のわがまま?

原因不明の『膝の成長痛』レントゲンで異常が無い?翌朝には痛みが消える?やはり親御さんとしては原因が知りたいものです。当院は5年近く小さいお子さんからご年配の姿勢・ゆがみを専門的に見ています。

 

また私自身、研修時代を含めると現場で20年近く成長期のお子さんの膝を見ていますが、単なるわがままでは無く『子供の膝は成長段階で痛くなってもおかしくない』と親御さんに説明しています。ではさっそくお子さんの膝の骨についてお話ししたいと思います。

 

 

子供の膝骨の成長

お子さんが大人になるまでの膝は、初めからしっかりとした関節かと言うとそうではありません。骨が成長するに従い、しっかりとした膝になります。

 

小さいお子さんは特に膝が不安定です。これからお見せする写真は一般的なお子さんの膝の写真です。

 

*個人差もあり年齢と必ずしも一致するとは限りません。また部分的に抜けている年齢もありますが、素材が無かったのでご了承ください

 

1〜3歳位の膝の骨

下の写真は一般的な1〜3歳位のお子さんの膝のレントゲン写真です。ぱっと見てすき間だらけの膝をしていて大丈夫?と思われますが、靭帯・筋肉があるので、普通に外を走り回ったり・飛び回ったりすることができます。最初は皆さんこんな膝の成長から始まるのです。

 

8〜12歳位の膝の骨

続いて一般的な8〜12歳位のお子さんの膝のレントゲン写真です。ぱっと見て、おっ!さっきよりマシじゃないかと思います。一見大人の骨と間違われがちですが、医療関係者なら子供の骨だとすぐに気づきます。

 

骨と骨のすき間に少しだけ線が入っているのが分かると思いますが、この線を骨端線(こったんせん)と言います。この骨端線から骨が成長していきます。骨の成長過程を垣間見る写真です。

 

15〜18歳位の膝の骨

最後に一般的な15歳〜18歳位の青年の膝のレントゲン写真です。骨と骨のすき間の骨端線はほとんど見られません。1本のしっかりとした骨と言えます。大人の膝に成長したな〜と感じる写真です。

 

信じる?信じない?は別として

これまで3つの膝の成長過程の写真を見てきましたが、皆さんはお子さんの訴えを信じてあげられますか?お子さんの膝は小学生までとても不安定です。ネット上では子供の訴えを『安静にすれば消える』精神的な病気『構ってもらいたい病』言う情報が流れているようですが、それらの情報を鵜呑みにしていると大変なことになるかもしれません!

 

本当に起こる怖い膝の疾患

これからお話しする『ひざの病気』は『成長痛』と直接的な因果関係は無いとされていますが・・・・骨の成長過程で起こりうる、活発なお子さんでしたらいつなってもおかしくない疾患です。

 

膝の骨端症(こったんしょう)

骨端症(こったんしょう)とは、子供の成長期に起こる骨や軟骨の一部分が剥がれる病気です。原因としては過度にスポーツをされたり、膝を捻ったり、ストレッチ不足による筋肉のけん引作用でも起こります。

 

オスグット病

骨端症の一つオスグッド病は、スポーツが盛んな(8〜15歳)のお子さんに多く身長が伸びる時期と重なります。太ももの筋肉の伸びが骨の成長に対応できず、運動時太ももの筋肉が常に引っぱられ膝下が痛みます。運動をされていないお子さんも急激な身長の伸びで膝下に痛みをともないます。場合によっては、骨の一部(骨端)が剥がれたりします。

オスグッド病の症状

  • 脛骨粗面(けいこつそめん)の膨隆
  • 押すと痛い、腫れ、赤身、熱感など
  • しゃがめない・走る時や歩くと痛い

オスグッド病のメカニズム

急に身長が伸びる・ジャンプやダッシュをくり返す競技などで、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が強く引っ張られ、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)も一緒に引っ張られ、骨に付く部分に痛みや炎症を起こします。

オスグット病が成長期に多い理由

 

骨の成長が活発

骨の成長が著しい成長期は1ヶ月で2〜3cm伸びたりしますが、筋肉や靭帯はゆっくりと成長するため骨の成長スピードに追いつかなくなります。すると筋肉が常に伸ばされた状態となり、激しい運動をすると骨に付着する部分が炎症を起こしオスグッド(病)になります。

 

膝に負荷がかかるスポーツ

バレーボールのジャンプや陸上のダッシュなどの競技をされているお子さんは練習中も膝に体重がかかります。骨の成長+反復練習をくり返しますので大腿四頭筋にストレスがかかりオスグッド(病)になります。

重心のバランス

お子さんはじっとしてられないことが多いと思いますがそこには理由があります。それは姿勢を保つ筋力が未熟で体重のバランスを取るのに、常に体が無意識に動く(前脚に体重がかかる・つま先に体重がかかる、かかとに体重がかかる)で結果的に膝に負担をかけてしまいます。

 

膝の関節が未完成

12歳位までのお子さんは膝が不安定です。それらを筋肉や靭帯が頑張って支えています。オスグット病はスポーツや筋肉の使い過ぎや、生活習慣(歩き方・姿勢が悪い)でも起こりますので、しっかりストレッチや休養が必要です。

 

子供のうちから対策を

子供の膝の歪みはホンの少しの施術で回復しますが、年を重ねれば重ねるほど回復するのにお金と時間を要します。当院は姿勢と生活習慣、自宅で簡単に姿勢を改善するエクササイズを取り入れていますのでご縁がありましたらご相談ください。

 

まとめ

膝の成長痛本当に安静にしていいの?から、骨の成長過程、特徴的な膝の疾患について述べて参りましたが、皆さんがいつまでも健康でイキイキと生活していただけることを願いつつ、このブログを最後までお付き合いしてくださり感謝申し上げます。

 

たくみ接骨院のオスグット病の治療

 

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