股関節が硬いと坐骨神経痛に成りやすくなる!
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あぐらをかけないと坐骨神経痛になる理由
お腹の大腰筋(だいようきん)は姿勢保持・走る・歩く・立ち座る・あぐらをかく・など様々な動きをする体の中心的な筋肉です。その大腰筋が硬くなると坐骨神経痛になってしまうこともあります。
あぐらがかけなくなる生活習慣
椅子生活・長時間の運転・立ち仕事・フルマラソン・エアロビ・ウエイトトレーニングなどをされる方は、特にお尻・胴回り・股関節・ふとももの付け根・腰回りなどの筋肉や関節が硬くなっていきます。当院へ来られたあぐらがかけなくなって坐骨神経痛になられたKさんは、どのような状態なのか解説したいと思います。
あぐらをかくと腰が痛いkさん
あぐらをかくと腰が痛いKさんの場合、ソファーに座る時間が長い・卓球で左右に動くことが多く坐骨神経痛になってしまいました。
右股関節の状態
Kさんの場合、あぐらをかくと後ろに倒れてしまうので、ベッドに寝た状態で左右を確認しております。ベッドと膝の間隔が25センチ
左股関節の状態
ベッドと膝の間隔が15センチと左右で10センチほど差がありました。Kさんの場合元々あぐらがかけなかった上に、運動後の疲労の蓄積やソファーに長い時間座っていたため右股関節に痛みが出てしまったことになります。
あぐらをかけない人へ
日本人があぐらをかくべき人種だと思います。イスの上であぐらをかく人も少なからずいると思いますが、それは無意識に緊張を解いている証拠でもあります。私達の何千年と培った骨格は、半世紀足らずのイス文化では変わりようがありません。いずれにせよ坐骨神経痛・腰痛・お尻の痛みになる恐れがありますので、適度なストレッチをしてください