普段食事や洗濯物をたたむ時に正座をするＮさん。1ヶ月前から足首が自然と腫れ、湿布をしても腫れが引かずにご来院されました。
実際腫れている時の状態がこちらです。干渉吸引機を使ってみましたが変化がありませんでした。恐らく足の関節部分に水（関節液）が溜まっている模様です。
足首の水（関節液）は基本的に関節内に熱（炎症）が有ると、関節包から水（関節液）が出て熱（炎症）を抑える自然現象です。
後は、足首の関節を軽く整えてあげると、早く水が引いてきます。水が引くと正座も出来るようになります。ただしその場しのぎですので、しばらく足首のアイシングと週1回通院が必要となります。
猫背矯正を受けたＭ君は、背中が張ってしまい授業に集中できない悩みをお持ちでした。聞くところによると授業開始10分で背中が張り20分で集中の糸が切れてしまうようです。
腕の挙がりを確認したところ、背中とお腹の筋肉のアンバランスによって姿勢が保てない状態です。Ｍ君は背骨を動きを改善する施術と、お腹の緊張を取る必要があります。
Ｍ君は猫背矯正・お腹調整後、お腹を突き出し立つクセ・下半身の反りがだいぶ改善されました。座る時の姿勢も少し深く座るようアドバイスしております。
また授業中は席を立つことはできません。集中が切れた時は、首と肩甲骨を意識して動かすエクササイズをご指導しました。
腕が挙がらないＭさんは三十半ばですが、四十肩になってしまいました。特に何かやって傷めた訳でもなく、自然と肩がいたくなり『いつか良くなる』と思っていらっしゃいました。
自然と治ることももちろんあるのですが、横に寝ると痛い人や洋服を着る時にとても不便な思いをしながら生活を送らなけばなりません。
自然と良くなるのにどのくらいかかるかと言うとおおよそ2～3年単位です。もちろん自然と良くなるとは限りません。出来ればしっかりと治してもらえるところへ行かれたほうが賢明です。
途中で治療を止めてしまうのもオススメしません。季節の変わり目や寒い時期に悪化する可能性もあるのであきらめずに通いましょう。
骨粗しょう症で背中が凸になってしまったｉさん。今回は肩が凝るので楽になりたいとの事でお越しくださいました。
腕の挙がりを確認すると背中が丸いせいか、肩甲骨が動きずらくなっております。また目線が下がり頭の重さを首で支え、後頭部から首筋の筋肉がかなり凝り固まっております。
今回は姿勢と肩こりを良くするべく、後頭部のコリと胸を広げる整体を施しました。施術後、目線が上がり姿勢が良くなったように見えますが、背骨の凸変形は何ら変わっていません。
背骨の変形を治そうとしてしまうと、返ってｉさんの体に負担を掛けてしまいます。少しずつ施術すれば姿勢も変わるのですが、ご本人の希望で今回は『体を楽にする』ことを念頭に施術をしました。
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