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足を組んだ方が坐骨神経痛にならない

皆さんは足を組むと『骨盤が歪むから』悪いと思っていらっしゃる方が大多数だと思います。ネット上でも『足を組むと体が崩れ・骨盤が歪む』と流れていますが、それはあくまで長期的に足を組んだ時での話

 

 

いつも良い姿勢で椅子に座わられて、筋肉が硬直して坐骨神経痛や腰痛の症状を引き起こされている方が大勢です。今回は『足を組むのが悪い』の一般常識を変えるお話しをしたいと思います。

 

足を組むと体の緊張は解ける

人は何のために足を組むのでしょう?骨盤が歪んでいるから足を組む?いいえ人は『疲れを取るために足を組みます』本来持っている無意識の中で、筋肉の緊張を解く行為を行っています。ですから足を組むのは、硬さを解く大事な動作なので、足を組むのは『悪』ではありません。

 

 

足を組むこと自体を止めてしまうと?

想像してみてください。映画館で2時間も座っていればモジモジ動こうとしたり足を組んだりします。人は元々長時間座る骨格をしておりません。また日本人は特にイスの生活が得意な人種でも無いのです。

 

 

日本人はイスに座るのが苦手な人種

 

日本人は元々農耕民族です。西洋人の狩猟民族の様な野山を駆けずり回ったり走ったりしません。農作業で田植えをする時、前傾姿勢で腰を曲げて田植えを行います。この生活を何千年とした訳です。遺伝子的にも日本人は胴長短足な骨格で農作業がしやすい『骨盤の後屈・背骨の湾曲が少ない』構造へと進化しました。

 

 

 

骨盤後屈・湾曲の減少は正座に適す

骨盤の後屈・背骨の湾曲が少ない状態でイスに座ると、腰やお尻に体重がかかります。この状態を長時間されると背骨の神経を圧迫したり・腰回りの筋肉が徐々に硬くなってしまい、最終的に坐骨神経痛症状を引き起こします。

 

 

骨盤の後屈・背骨の湾曲が少ない日本人に合った座り方は

ズバリ『正座』です

 

ただ皆さんはイスの上で正座をすることは無いと思います。ですので、足を組み換えることで、坐骨神経痛や腰痛を予防していきましょう。

 

足の組み換えを10分に1回行う

いつも足を組み換えている人と、全く足を組み換え無い人では、骨盤の歪みが違います。例えば右足がいつも上にしていると、右骨盤の捻じれが強く、骨盤内のインナーマッスルにも左右差が生じてきます。そこで大事なのが10分位に1回足を組み直して下さい。そうすることで体のバランスは保たれます。