五十肩の原因と症状について
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五十肩の原因
体に起きている現象を原因とするならば
- ① 炎症による滑液包・靭帯の損傷
- ② 過度・運動不足による筋の拘縮
- ③ 巻き肩による肩甲下筋の拘縮
- ④ 神経の圧迫による可動制限
などこれ以外にも考えられますが、肩がスムーズに動かせなくなり発症します。
① 滑液包・靭帯の損傷
血行不良によるカルシウム循環不全や疲労物質(乳酸)が滑液包・靭帯に蓄積され強い炎症が起こると、痛み以外に石灰化や靭帯肥大など長期間リハビリを要する五十肩の原因となります。
② 運動不足による拘縮
筋肉は適度に動かさないと線維化(ゴムからひもの状態に変わる)します。もしこの状態で急に腕を動かすと、筋肉の付着部が引っ張られ炎症を引き起こし五十肩の原因となります。
③ 巻き肩による筋の拘縮
巻き肩により上腕骨と肩甲骨を安定させる肩甲下筋が縮み、肋骨と肩甲骨との間に軋轢音(あつれき)が生じ、ゴリゴリ音が鳴ったり、肩甲骨の補助的な動きをロックさせてしまい五十肩の原因となります。
④ 神経の圧迫により
手を使い過ぎてしまうと手首や肘にある小さな神経の管が圧迫し肩が上がりずらくなります。また筋肉同士が固くなると中を通る神経の滑走が悪くなり五十肩の原因となります。
五十肩の症状
- ◆ 急に激痛となったり鈍い痛みが続く
- ◆ 肩が上がらない肩を後ろに回せない
- ◆ 肩を動かしたときに強い痛みがある
- ◆ 横向きで寝ていると肩に鈍痛がある
- ◆ 衣服・シャツの着替えが行いづらい
- ◆ エプロンを結ぶ、髪の毛が洗えない
など主に肩を動かすと痛く、肩周りの筋肉や関節包などが正常に機能しなくなり運動制限を伴います。
また上向きで寝ていると痛い夜間痛(早朝に多い)も多いのも特徴です。
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